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2010.04.28 Wednesday | - | -
FDIC
FDIC
Federal Deposit Insurance Corporation
連邦預金保険公社
フランクリン・D・ルーズベルト
大統領任期 :1933年3月4日-1945年4月12日
<1929年 世界恐慌>
ルーズベルト大統領が「金本位制」から離脱し、金に裏付けされた「通貨制度」から撤退するための「大統領令6102(金没収法)」へ署名した結果、世界各国の人々がドルに対する信用を失い、1929年10月にニューヨーク証券取引所で株価が大暴落したことを発端に世界各国に飛び火し、世界的金融恐慌が起きた。 米国国内では、金融機関や金融制度に対する信用不安などから、預金・貯金・掛け金等を取戻そうとして預金者が一時に金融機関の店頭に殺到し、混乱をきたし、取り付け騒ぎが相次ぎ、多くの金融機関では、窓口での対応や多額の預金払戻しによって、業務が停滞した。加えて、金融機関は全預金を払い戻すことの出来る現金を保有していることは無いので預金高の減少で経営が立ちゆかなくなり、経営危機に陥り、1933年にはアメリカ全土で4004銀行が閉鎖を余儀なくされ、財務基盤のより強固な大手銀行へと吸収されていった。しかし破綻した銀行の預金者の口座に残っていた金額は、本来預け入れていた金額の85%に留まっていた。預金の保護政策を迫られた連邦議会が、当時マサチューセッツ州で運用されていたグラス=スティーガル法(預金保険基金)を参考に、保護金額の上限を2,500米ドルと定め、第2のグラス・スティーガル法「グラス=スティーガル預金保険法」が1933年6月16日に通過・可決され、「連邦預金保険公社(FDIC)」が設立され、預金保険は1934年1月1日から適用が開始された。(1933年銀行法と命名されている)
S&L危機
■1980s後半〜1990s前半にかけて起きた貯蓄貸付危機■
FDICが設立されて約五十年後の1980年代後半、規制緩和の波に乗ってアメリカ国内で個人の預金を集め、「住宅ローン」などを手がけるS&Lなど米国の中小金融機関が業務を拡大した結果、保険負担が増加し、1980年代後半〜1990年代初頭にかけて、多くの金融機関(179行)が破綻した。米政府は破綻処理のため整理信託公社を設立、不良債権を買い取り、95年末ごろまで担保物件の売却や貸付金回収などを進めた。約1300億ドルの公的資金を投じた。貯蓄と住宅ローンを主に手掛けていた貯蓄貸付組合<S&L:Savings and Loan Association>の補償業務を行っていたFSLIC<連邦貯蓄貸付保険公社>は、多くのS&Lの経営破綻のため支払い不能に陥り、1989年金融機関改革救済執行法と1991年連邦預金保険公社改善法に基づいて解体され、その業務と保険機能はすべてFDIC<連邦預金保険公社>に引き継がれた。 現在、S&Lは、金融監督局(財務省)と通貨監査局(財務省)の監督下でFDICによって破綻処理が行われている。 FDICの保険補償対象は、「普通預金」「当座預金」「譲渡可能払戻指図書」「市場金利連動型普通預金」「譲渡性預金」「個人退職口座」などで、「株式」「債券」「投資信託」「アメリカ国債」「貸金庫」「民間保険(生命保険・火災保険・自動車保険、年金商品)」「詐欺・強盗による損害」などは、対象外となっている。
Federal Deposit Insurance Corporation
連邦預金保険公社
フランクリン・D・ルーズベルト
大統領任期 :1933年3月4日-1945年4月12日
<1929年 世界恐慌>
ルーズベルト大統領が「金本位制」から離脱し、金に裏付けされた「通貨制度」から撤退するための「大統領令6102(金没収法)」へ署名した結果、世界各国の人々がドルに対する信用を失い、1929年10月にニューヨーク証券取引所で株価が大暴落したことを発端に世界各国に飛び火し、世界的金融恐慌が起きた。 米国国内では、金融機関や金融制度に対する信用不安などから、預金・貯金・掛け金等を取戻そうとして預金者が一時に金融機関の店頭に殺到し、混乱をきたし、取り付け騒ぎが相次ぎ、多くの金融機関では、窓口での対応や多額の預金払戻しによって、業務が停滞した。加えて、金融機関は全預金を払い戻すことの出来る現金を保有していることは無いので預金高の減少で経営が立ちゆかなくなり、経営危機に陥り、1933年にはアメリカ全土で4004銀行が閉鎖を余儀なくされ、財務基盤のより強固な大手銀行へと吸収されていった。しかし破綻した銀行の預金者の口座に残っていた金額は、本来預け入れていた金額の85%に留まっていた。預金の保護政策を迫られた連邦議会が、当時マサチューセッツ州で運用されていたグラス=スティーガル法(預金保険基金)を参考に、保護金額の上限を2,500米ドルと定め、第2のグラス・スティーガル法「グラス=スティーガル預金保険法」が1933年6月16日に通過・可決され、「連邦預金保険公社(FDIC)」が設立され、預金保険は1934年1月1日から適用が開始された。(1933年銀行法と命名されている)
S&L危機
■1980s後半〜1990s前半にかけて起きた貯蓄貸付危機■
FDICが設立されて約五十年後の1980年代後半、規制緩和の波に乗ってアメリカ国内で個人の預金を集め、「住宅ローン」などを手がけるS&Lなど米国の中小金融機関が業務を拡大した結果、保険負担が増加し、1980年代後半〜1990年代初頭にかけて、多くの金融機関(179行)が破綻した。米政府は破綻処理のため整理信託公社を設立、不良債権を買い取り、95年末ごろまで担保物件の売却や貸付金回収などを進めた。約1300億ドルの公的資金を投じた。貯蓄と住宅ローンを主に手掛けていた貯蓄貸付組合<S&L:Savings and Loan Association>の補償業務を行っていたFSLIC<連邦貯蓄貸付保険公社>は、多くのS&Lの経営破綻のため支払い不能に陥り、1989年金融機関改革救済執行法と1991年連邦預金保険公社改善法に基づいて解体され、その業務と保険機能はすべてFDIC<連邦預金保険公社>に引き継がれた。 現在、S&Lは、金融監督局(財務省)と通貨監査局(財務省)の監督下でFDICによって破綻処理が行われている。 FDICの保険補償対象は、「普通預金」「当座預金」「譲渡可能払戻指図書」「市場金利連動型普通預金」「譲渡性預金」「個人退職口座」などで、「株式」「債券」「投資信託」「アメリカ国債」「貸金庫」「民間保険(生命保険・火災保険・自動車保険、年金商品)」「詐欺・強盗による損害」などは、対象外となっている。
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